超モノづくり部品大賞、大賞にTKEを選出

モノづくり日本会議と日刊工業新聞社は「第２０回／２０２３年超モノづくり部品大賞」の大賞に、ティーケーエンジニアリング（ＴＫＥ、愛知県弥富市、下村豊社長）の「一体造形誘導加熱コイル（ＡＭコイル）」を選定した。機械部品の焼き入れに使用する誘導加熱コイルの製造に、コンピューター利用解析（ＣＡＥ）、積層造形技術（ＡＭ）といった新しい手法を駆使し、性能向上、製作期間短縮を達成した。（総合３に受賞部品・企業一覧）

超モノづくり部品大賞は日本のモノづくりを支える優れた部品・部材に光を当てる顕彰事業。今回は機械・ロボット、電気・電子、モビリティー関連、環境・資源・エネルギー関連、健康福祉・バイオ・医療機器、生活・社会課題ソリューション関連の６分野で、大賞をはじめ３４件を決定した。贈賞式は１２月１３日、都内で開催する。