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[ ロボット ]
(2018/2/19 05:00)
安川電機はロボット技術を使ったリハビリ用アシスト装置の適用範囲を広げる。これまでは脳梗塞など脳血管障害によるまひ患者の回復期のみが対象だった。これを維持期の患者にも利用できるようにする。3月から約1年間、リハビリ機能を持つ20以上の医療機関で実証実験や臨床研究を進めて科学的に検証する。
安川電機はロボット技術を使った医療・福祉関連市場の開拓を2025年の長期ビジョンの重要施策に掲げている。当面はリハビリ向けに特化して事業を軌道に乗せる。
脳梗塞の国内発症者数は年間約30万人。うち7割が65歳以上と高齢者が多い。発症から3―6カ月が回復期で、それ以降は維持期にあたる。まひが残る患者は推計で250万―300万人いるとされ、維持期の患者が大半となる。効果的なアシスト装置の提供で患者の自立支援にもつなげる考えだ。
安川電機はまひ患者のリハビリ支援向けに得意...
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(2018/2/19 05:00)
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