産業春秋/経営課題の解決はイチゴから

(2023/8/30 05:00)

「このイチゴは日本で最も高いところで栽培されているのかも」。オカムラは東京・渋谷のビル高層階、地上約200メートルにあるオフィス内で、イチゴを栽培する植物工場ユニットの実証実験を行っている。

実験の目的は社員間のコミュニケーションを活性化すること。社員は仕事の合間にイチゴの世話をし、摘んで食べながら、そんなおしゃべりをする。

背景にはコロナ禍により、世界中で企業のコミュニケーションが希薄になったことがある。テレワークの広がりは通勤時間やオフィスコストの削減につながった。だがコロナが明けて社員をオフィスに呼び戻す動きが目立つのは、コミュニケーションの重要さがあらためて認識されたことに他ならない。

実験では、5部門の社員が日替わりで集まり、お昼の20分ほどを和気あいあいと過ごす。日頃関わりの少ない社員同士が顔見知りになることは、部門横断の仕事が起きた、あるいは起こす際の基礎になる。

コロナ禍で働き方は大いに見つめ直された。そしてオフィスのあり方は、経営課題を解決する一つの重要な要素となった。イチゴは毎日収穫される。その積み重ねからビジネスの種が生まれたら実験は大成功となる。

(2023/8/30 05:00)

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